平野由希子さんのお酒に合うクミンレシピ
醤油と香草が香る簡単"シンガポールチキンライス"

醤油と香草が香る簡単"シンガポールチキンライス"

クミンは鶏肉ともお米とも相性のいいスパイスです。人気料理家の平野由希子さんに、炊飯器で簡単につくれるシンガポールチキンライスのレシピを習いました。今日のランチにいかがでしょうか?

クミン入りシンガポールチキンライスのつくり方

材料材料 (2人分)

1.5合
鶏もも肉1枚(約250g)(むね肉でも可)
香菜1株(根つきのもの)
A
・ 酒大さじ1
・ 塩小さじ1/3
・ 生姜小さじ1(すりおろす)
・ 醤油小さじ1
B
・ 酒大さじ1
・ 醤油小さじ1
・ クミン小さじ1(シード)
C
・ 醤油大さじ1
・ 砂糖小さじ1
・ 酢小さじ1
・ 胡麻油小さじ1
・ クミン少々(シード)

1鶏肉に下味をつける

鶏肉はAをもみこんでおく。

鶏肉に下味をつける

2米をとぐ

米はといでザルにあけ、30分ほどおく。

3米を炊く

鍋(または炊飯器)に米を入れ、Bを加えて普通の水加減の量になるようにし、香菜の根の部分、1をのせて普通に炊く。

4蒸らす

炊き上がったら鶏肉を取り出し、10分蒸らす。

5盛りつける

ご飯を器に盛り、食べやすく切った鶏肉、香菜の葉のざく切りを添え、よく混ぜ合わせたCをかけて食べる。

クミン入りシンガポールチキンライス
クミンを加えて米を炊けば、ご飯からふんわりクミンの爽やかな香りが立ち上る。仕上げにかけるタレも、もちろんクミン入り。

教える人

平野由希子 料理家

平野由希子 料理家

フランス料理とワインを愛する料理研究家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。料理教室「cuisine et vin」主宰。ワインバー「8huit.」のオーナーでもある。著書多数。

文:瀬川 慧 撮影:公文美和

※この記事の内容は「技あり!dancyuスパイス」に掲載したものです。

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2020年7月30日発売/800円(税抜き)
瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。